ペグを使い分けよう
ペグはキャンプの必需品
キャンプをする上で、ペグは必需品です。
ペグがあれば、テントやタープが風で飛ばされなくなります。
ペグが地面に十分に固定されないと、安全性が低くなってしまうので、土の性質にマッチしたペグを選ばなくてはなりません。
初心者の場合には、鍛造製のペグが簡単に使えるのでオススメです。
いろいろなタイプの地面に対応することができるので、安定した固定力を期待することができます。
しかしながら、砂の地面などには対応することができません。
また、かなり重たい素材なので、持ち運びがかなり大変になります。
アルミ・スチール製のペグは柔らかい土の時には利用してみてもいいでしょう。
鍛造製タイプのペグと比較して、安定性は悪くなりますが、持ち運びは軽量なので容易になります。
柔らかい素材なので、トンカチなどを使った時にペグが曲がってしまうケースが考えられます。
プラスチック製は軽量なので、荷物の重量を減らしたいという時には最適です。
芝生などには最適ですが、耐久性はかなり低くなってしまいます。
予備のペグを持って行くようにすることがオススメです。
ペグの形
色々な形のペグが市販されています。
丸い形状のペグが使いやすいのでオススメです。
てっぺんが丸いので地面に打ち込みやすいという特徴があります。
しかしながら、重ねて収納することが難しくなります。
重たいテントを使う場合には、VやY型の形状のペグを用いるようにすべきです。
V型字は強度と耐久性に優れているので安心です。
地面から抜けにくい性質も併せ持っています。
使用後は泥をしっかりと落として、場所を取らずに保管できます。
Y型のペグは、V型のものよりも更にしっかりと固定することができます。
しかしながら、重ねて持ち運びすることが難しいという欠点があります。
砂地などの柔らかい場所ではU型のものを用いるといいでしょう。
軽量タイプの物が多く市販されているので、持ち運びにも便利です。
残念ながら、耐久力はそれほど高くありません。
ペグの長さ
ペグの長さとしては以下のサイズを目安にするといいでしょう。
テントの場合には25センチメートル、タープ用には30から40センチメートル、柔らかい土や砂地には50から60センチメートル。
ペグは正しい道具を使って、正しい方法で抜くことが必要です。
夜になると、どこにペグを使ったかわからなくなってしまいますので、光ペグを使うと快適です。
安全性の確保
キャンプを快適に楽しむためには、安全性の確保はとても重要なことです。
ペグを選ぶ際には安全性を優先することが肝要です。
予備などを用意しとおくと、安心できます。
また、運搬をしやすい物であることは理想てきですが、それよりもすべての人が安全にキャンプを楽しむことを入念に考えて、ペグを選ぶことが絶対に必要です。