アウトドアはメンタルを癒す

アウトドアでメンタルケア

コロナ禍の間は好きなように外出することもできず、過大なストレスで悩んだ人も多いのではないでしょうか。
メンタルケアが十分になされていないと、メンタルの不調を引き起こすだけではなく、体の不調を引き起こしてしまうことも少なくありません。
「病は気から」と昔から言われているように、メンタル面の不調は体の不調と大きく関係がありますので、精神的にちょっと疲れているなと感じたらできるだけ早くメンタルケアを行うことが大切です。

疲れがなかなかとれない、イライラすることが多い、気分が落ち込んでしまうと言ったサインが増えたらストレスが溜まっている証拠ですので、メンタルケアをしてあげることが重要になってきます。
メンタルケアにはスポーツが効果的なのですが、屋内のスポーツではなくてアウトドアスポーツが特におすすめです。

アウトドアスポーツがメンタルケアに良い理由

アウトドアスポーツをすることによって、効果的にメンタルケアを行うことができます。
散歩やウォーキング、ランニングをすると、「セロトニン」と呼ばれるホルモンが分泌されます。
セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれており、このホルモンが多く分泌されることによって幸せな気分になったりやる気がでたりします。
日光を浴びながら運動をするとビタミンDが生成されてセロトニンの量を調整してくれますので、アウトドアで散歩をしたりウォーキングをしたりすることはメンタルケアにとって非常に重要なわけです。

また、緑の多い自然環境の中にいると、うつ病などに効果があるということが研究でもわかっています。
ですから、ただ単に日光を浴びるだけではなくて緑の多い環境で長い時間を過ごすのもおすすめです。

それから、私たちは起きている間、絶えず目や耳から入ってくる情報によって脳に負担がかかっている状態です。
この状態から脳を解放して休ませてあげるためには、質の良い睡眠をたっぷりととることが大切です。
デスクワークが多くて深夜まで仕事をしていると、床に入ってもなかなか良質な睡眠をとることができません。
ところが、アウトドアで適度な運動をすると、セロトニンが分泌されて夜に快適な睡眠を取ることができるようになります。

メンタルケアのためのおすすめアウトドアスポーツ

メンタルケアのために特にオススメなアウトドアスポーツの一つに、トレッキングがあります。
登山ほどハードではなく、仲間とおしゃべりをしながら楽しめるのがトレッキングの特徴です。
履き心地の良いトレッキングシューズを1足用意して、トレッキングの計画を立てればそれだけでもストレスが解消されます。

サイクリングも、手軽にできるメンタルケアとして人気です。
景色を見ながら心地よい風を体や髪に受けるだけで、日頃のストレスが緩和されます。