トレッキングで食べるご飯の準備と計画
トレッキング時のご飯で持っていく物
アウトドアの醍醐味ともいえるのが、外で食べるご飯です。
既製品を持ち込んで手軽に食べるもよし、食材を調理して自作した料理を食べるもよしと、アウトドアにおいて食事を楽しみにしている人も多いです。
アウトドアの中でも自然を満喫できるトレッキング時に食べるご飯はまた格別で、大自然に囲まれながら優雅な気分でご飯を楽しめます。
一人で好きなものを作って食べるのはもちろん、仲間内で協力して料理を作るのも一興です。
トレッキングでご飯を食べる場合、いくつか準備すべきアイテムがあります。
まずは料理をするために欠かせないクッカーで、クッカーは鍋やフライパンとして活用できる調理道具で、アウトドア時の料理には欠かせません。
アルミ製やステンレス製など素材によって重さや耐久性、熱伝導率も異なるためそれぞれ特徴を調べた上で選んでみてください。
次に、調理時に火を使う時に必須となるバーナーです。
バーナーにもガスやガソリン、アルコールを使うタイプなど種類があるため、持ち運ぶ荷物量や炎の安定感を考慮して最適なものを選択しましょう。
そしてご飯を食べる時に必要となるのが、箸やスプーンなどの道具です。
その時作る料理に応じて最適な道具を持っていき、快適な食事を楽しめる用に備えておきましょう。
山で食べる場合に気をつけるポイント
山でご飯を食べる場合には、いくつか気を付けるべきポイントもあります。
まずは周囲を配慮できるマナーで、トレッキングでは自分達以外にも登山客がいます。
休憩スペースを独占して食事をしたり、調理音が大きなものや匂いが強いものを扱うのはマナー的にもよろしくありません。
また、調理過程でできたゴミや食べ残しを廃棄するのももちろんNGです。
環境への配慮には徹底して、片付けるためのゴミ袋なども持参しておきましょう。
それから、火を使った調理を行う際は一酸化炭素中毒を避けるためにも、必ず開けた場所で実施してください。
外が暗い・寒いといった理由で、テントの中で作業をするのは体験危険です。
自身への被害はもちろん、火器を扱う場合は周囲の木や草に燃え移らないようにも気をつけましょう。
食材や道具を持ち運ぶコツ
トレッキング時にご飯を作る場合の持ち運びのコツとしては、あらかじめ分量を計算して必要な量のみをリュックに入れるようにしましょう。
使わない食材は荷物になるだけですし、作りすぎて残すことになるとゴミを片付ける手間もかかってしまいます。
切り分ける必要がある食材はカットしておけば、包丁やまな板などの道具を持ち運ぶ必要もありません。
食材だけでなく使う調味料についても、分量を計って小袋等に分けてから持ち運べば容器を運ぶ手間もかからないためおすすめです。
持ち運びを工夫して、なるべく負担がないトレッキングにしましょう。